投稿者 OOSAKI 1999 年 3 月 04 日 16:17:54
>しかし、本当の所は会津出身のOOSAKIさんにきいた方が良いと思います。
>OOSAKIさーんお願いします。
う〜む、M響さんにご指名を受けるとは意外でしたなぁ。(^^;
まず、LEOさんの質問。都内でこれが本場の喜多方ラーメンの
味だ、というお店。これは、「ありません」。(^^;
なぜないのか?というのはわかりません。
水が違う、という説もあります。個人的には「坂内」(小法師含む)が
一番安心して食べられます。(店によって、多少ばらつきありますが。)
ただ、「坂内」の味は「坂内食堂」(ほぼ塩味)とかなり違います。
以下は、96年6月に私が書いた記事を少し簡略化したものです。
◎喜多方ラーメンブームの起こりは?
1983年、市が観光キャンペーンで日本交通公社の旅行雑誌「るるぶ」の1ペー
ジを買い上げ、「380円で食べられるラーメン」と書き添えたことに始まる。雑
誌の発売とともに、ジャンジャン電話がかかってきた。87年に結成された「喜
多方老麺会」の加盟店案内、「老麺会マップ」は増刷に次ぐ増刷。お土産用の持
ち帰りラーメンが会津各地の観光名所での目玉商品になり、卸を通じてスーパ
ー、デパートの店頭にも。札幌ラーメンの外食チェーン「どさん子」のホッコク
(東京)までが、提携工場で委託生産したのを、通信販売の高級めんシリーズに
加える。さらには坂内食堂の提携会社、麺食(東京)が東京、横浜などにチェー
ン展開を図ってメキメキ知名度を上げ、気が付けば“メジャーブランド”に成長
していた。
◎ではそもそもの喜多方ラーメンの歴史は?
喜多方にラーメンを伝えたのは、中国人の潘欽星。大正時代の末期に日本で働く
伯父を訪ねてきた彼が、生活のために『源来軒』という屋台を始めたのが発祥で
ある。『源来軒』は現存している。
◎東京でいう“喜多方ラーメン”とは?
トンコツ、トリガラ、煮干しで取った和風のあっさりスープ。麺は小麦粉をふん
だんに使った幅広の縮れ麺。「平打ち熟成多加水麺」と言われる。そして、普通
のラーメンでもバラ肉チャーシューが4〜5枚盛られる。これが主な特徴であ
る。しかしながら、麺ロードのように喜多方ラーメンを名乗っていながら全くの
オリジナルを出しているところもある。
◎東京の“喜多方ラーメン”一挙紹介。まずは、3大チェーン店から。
●坂内:喜多方ラーメンを東京に広めた立役者。89年高円寺店よりオープン。
現社長(中原明/元手打ちそば職人)が喜多方の坂内食堂に押し掛け修行をし、
皿洗いから始めて坂内食堂の主人から提携の了解を得た。最近では坂内ブランド
イメージを大切にするために店舗展開をやめた。その分、小法師で多店舗展開を
している。株式会社麺食(本社/大田区、設立/88年5月、売上/12億円)が
経営。
●小法師:(こぼし)坂内の系列。坂内ブランドを維持するためにFC
展開のための店名として93年4月に新橋でオープン。メニューや価格は「坂内」
とほぼ同じだが、酒類やつまみ類の品数を絞り、ラーメン専門店としての特色を
より強く打ち出している。株式会社麺食が経営。
●麺ロード:喜多方ラーメンのブームに乗ってFC展開中のチェーン店。88年
荻窪店よりオープン。95年12月より“トンコツクロレラ麺(650円)”を販売開
始。もちろん喜多方にこんなメニューはない。株式会社東邦商事(本社/川崎
市、設立/76年4月、売上/15億円)が経営。
●蔵:毎日喜多方から麺を直送している。チャーシュー・スープも喜多方産。
株式会社キタカタ(本社/新潟市、設立/80年3月、売上/10億円)が経営。
●喜多方屋:自称東京に初めて喜多方ラーメンを持ち込んだラーメン屋さん。
主人は喜多方出身。メニューはしょうゆ味が12種類(550-800円)、みそ味8
種類(700-950円)、塩味4種類(650-850円)。スープは鶏ガラと豚骨でと
り、喜多方産の天然醸造のしょうゆ、みそで調味。麺はスープがよくからむ喜多
方直送の麺を使用。
本店/板橋区板橋3-27-3(79年にオープン)
2号店/板橋区板橋3-44-6(95年7月オープン)
●蔵々亭:喜多方の星醸造が経営。
●蔵太鼓:株式会社アールシーフードが経営。
●喜多の蔵:戸塚が発祥と聞いている。都内1号店が目黒(閉店)。
●会津/江戸川区中央1-2-2
●会津坂下/港区芝大門1-4-4
●ももみづき/渋谷区道玄坂1-14-9
●めんの郷 久が原店/大田区東嶺町28-7
●くら(坂内の前身)
●あおい亭
●さくら(坂内出身)
●他に全国のラーメンが食べれるラーメン館がチェーン化されているのでそちら
でも喜多方ラーメンが食べれる。
■地元喜多方の有名店。“坂内食堂”“まこと食堂”“源来軒”等。
■主な製麺所は“五十嵐製麺所”“蓮沼製麺所”“喜多方ラーメン本舗”、
“曽我製麺”。おみやげラーメンもこの会社の製造であれば間違いない。