08/14/1997【 北海道 】
■北海道爆食ツアー2日目(旭川&札幌編)
■北海道爆食ツアー2日目
さて、本日は、旭川へ。昨日の8杯のラーメンが消化したのかどうかも
わからぬまま、8時半、札幌発の特急に乗る。
結構、旭川って、遠いんですねぇ、、。特急で1時間半とは、、、。
【青葉】10:15 最寄駅:旭川駅徒歩7分くらい?
カウンター12、テーブル7、他に2人。
正油・塩650円 味噌750円 大盛各150円+ チャーシュー麺各250円+
サイン色紙多数有り。朝早くからお客さんが多数来るのだろうか?
丼が片づけられていない。店内には、家族か親族の子供が、、、。
育児を店内でやっているお店は、あまり好きではない。
絶対に子供に目が行って、お客さんには気が回らないから、、。
しょうがない場合もあるんだろうけど、ちょっとなぁ。
しかも、この子供うるさくてしょうがない。お客さんの子供ならまだしも
お店の子だからなぁ、、。緊張感まるでなし。ちょっと気分が悪いぞーー。
40年以上の歴史のあるお店ではあるが若い人がやっている。3代目らしい。
この人が愛想悪い。私の頼んだラーメンは、目の前にドンと置くだけ。
「お待ちどう」も「どうぞ」もない。お客さんが帰るときの挨拶もない。う〜〜む。
麺(藤原製麺)は細目の少し縮れ。化調未使用の黒いスープ。
トリガラ、鰹節、煮干し、コブ、玉葱、ニンジンなどが煮込まれている。
ラードが結構多めで熱い。チャーシューはまあまあだが、メンマは味無し。
歴史と風格を感じさせるそこそこ美味しいラーメンではあったが
上記のような雰囲気の中では、「また来よう」という気にはなりにくい。
次のお店に行く気力が萎え、気分転換に近くの本屋さんへ。
しばらくしてから「梅光軒」へ。ここは、旭川ラーメン大賞を取ったお店。
それでなくても有名なので期待は高まる。
【梅光軒】11:30 最寄駅:旭川駅徒歩7分くらい?
カウンター14、テーブル16、昼前だがすでに8人待ち。凄い人気だ。
正油・塩650円 味噌700円 野菜850円 チャーシューメン1000円
このお店もサイン色紙が多数。
カウンター回りのお兄さんが元気良く、きびきび動いて気持ちがよい。
麺は細目で縮れ、程良いコシがあり食べやすい。有名な大きいメンマは
味がしなくて私の好みではない。大きな2枚のチャーシューは味が染みてて
噛み応えも良く、美味しい。茶色のスープは、コクがあり、魚のダシが
効いているが後味がしょっぱく、私の好みではない。う〜む、この味が
ラーメン大賞かぁ〜、、。体調が悪いのかなぁ、、。旨いと思えなかった。
かなり期待していっただけに、ショックも大きい。不味いわけではないのだが。
【蜂屋@五条店】11:50 最寄駅:旭川駅徒歩10分くらい?
戦後から営業している老舗。
本店だと思ったが五条店と書いてある。三条が本店らしいがあったかなぁ?
駐車場の奥にあり、仮店舗のような佇まい。他にも入口があるが並ぶのはこちら。
テーブル席のみ60席。なんか大衆食堂というか、ラーメン屋らしからぬ感じ。
あまり無理に相席をしないので、完全な満席ではないが、7〜8人待ち。
かなりのお客さん相手なので大変慌ただしい。ラーメンも10人分以上を
同時に作っている。左手で麺をかき混ぜ、右手でスープを入れていく。
丼に入っているタレがこぼれたりしているがお構いなしだ。
芸当を見に来たのではない。美味しいラーメンを食べに来たのだ。
山頭火の元祖というイメージはことごとく打ち砕かれていく。
キャパ60をさばくためには、こういう形になってしまうのか?
大量の注文をおばあちゃんが記憶しているのが驚き。
出来てくるラーメンをそれは15番、そっちは、その人へ、と指揮している。
この芸当は、見る価値がある。「香月」の記憶力も凄いがおばあちゃんも凄い。
ラーメン600 かけラーメン450 チャーシューメン800
麺は自家製で、程良く柔らかい。(私は堅めが好きだが
柔らかかった割には、スープに合っているような気がした)
小さいチャーシューは3枚入っており、これは旨い。
豚骨ベースにアジの丸干しで取ったスープはこってりして、コクもあり
旨いのだが、風味がちょっとなぁ、、。
食べていて、向かいからタバコを吹き掛けられたような時の味がする。
ラードを焦がした油らしいが、不思議な風味がした。ちょっと好みではない。
【つるや】15:00 最寄駅:旭川四条駅徒歩7分くらい?
テーブル12、座敷6、カウンター9がほぼ満席。少し待つ。
正油・塩600 味噌700 チャーシューメン200+
おじさんとおばさんと3人の若い女性が働いているが、気持ちの良い接客。
頼んだのは、一番人気の味噌ラーメン。麺は加藤ラーメン。旨い。
1枚だけのチャーシューは小さくて堅いがまあまあの味。
白菜・もやし・玉ねぎなどの野菜がたっぷりのっている。
スープは、味噌の甘みと唐辛子の辛味がうまくミックスされ、なかなか美味しい。
【山頭火@四条店】15:30 最寄駅:旭川駅から徒歩8分くらい?
カウンターのみ24席が満席。少し待つ。正油・塩・味噌各750円
「麺の堅さや味の濃さなどの要望は聞けません」
「カウンター側は禁煙とさせていただきます」
「大声の私語は禁止いたします」
「騒々しいお子さま連れは、ご遠慮願います」
などなど、まるで「支那そばや@鵠沼」のよう。カウンター側が禁煙というのは
どういう意味だろう?店員は吸うこともあるとでも言うのか?ちょっと気になった。
初めてらしいご婦人が来てこんな会話があった。
「こちらは何が美味しいのかしら?」「お客様のお好みで、、」
「何がお薦めなの?」「そういうのはなくて、お客様が決めてます」
「何が人気なのかしら?」「お客さんによって違いますので、、」
どうしたもんだろうか。もう少し愛想があってもいいとは思うが。
張り紙の注意書きにしても、ちょっとなぁ、、。
味の方は、美味しかったです。5軒目なのでかなり苦しかったが、、。
本店も覗いてきたが、あまりいい雰囲気ではなかったなぁ。
こちらには「味付け玉子や肉麺は四条店でどうぞ。当店にはありません」
というような張り紙があった。う〜む、山頭火@旭川は手強い。(^^ゞ
札幌へ移動。昨日の仲間と合流。お決まり?の居酒屋へ。
広いのにかなり混んでいて20分ほど、待つ。
まもなく、もう一人の仲間が来て、少し遅れて三人目が。
腹一杯でなかなかつまみも食えなかった。サラダやフルーツが精一杯。
なんともったいない北海道旅行。(^^ゞ
すみませんでした。それとわざわざ忙しい中、しかもTVチャンピオンの日に
ありがとうございました。m(__)m
今度は“すすきの”を堪能させてください。(^^ゞ
【ぬさまい】22:30? 最寄駅:すすきの駅徒歩2分くらい?
仲間のお薦め?の居酒屋。ここでは釧路ラーメンが食べれる。
ビールとラーメンを頼んで、食べ終わったらさっさと退散。
居酒屋ではあるが、なんと回転の速い客なんだろう。(笑)
ここのラーメンから判断すると釧路ラーメンは、細麺のかなり縮れ。
スープは、正油ベースの割とあっさり味、ということになるのかな?
スープは缶詰を使用しているらしいが麺は釧路から送ってもらっているらしい。
化調が十分感じられるが、飲んだ後には、結構旨く食べれるラーメンだ。
量もちょうどいい。(普通の1食と考えると少ない)
【久”(ぎゅう)】23:00 最寄駅:すすきの駅徒歩5分くらい?
テーブル12、カウンター7、他には居なかったかな?
元々はステーキ屋さん。その時代から出していたラーメンが人気で
とうとうラーメン専門店に転身したという変わり種。
店内は、おそらくそのまま。そのためラーメン屋さんとして見たらちょっと異質。
正油・塩600 味噌650
4人で3種類の味を頼み、それぞれの味を試してみる姿は、外部から見ると
随分異様に見えるだろうなぁ、、、。(^^ゞ
豚骨ベースにかつお節と昆布でダシを取ったスープ。旭川風らしいが、そうは
感じなかった。スープに野菜は使ってないらしい。
私は、塩のスープが一番好み。
二人とは、ここでさよなら。お世話になりました。
【名人房】23:20 最寄駅:すすきの駅徒歩5分くらい?
カウンター15、テーブル14 他に7〜8人
正油・塩・味噌700円 私は正油、同行者が味噌。
味噌の方が旨かったような気がする。(“隣の芝生”かなぁ)
しかし、この時点では微妙な味を感じとれる状態ではなかった。(^^ゞ
お店の名刺をもらったら、寶龍(駅前通り)と皆招楼が関連店らしい。
国内産の豚のゲンコツと野菜をカルキ臭を飛ばした水で煮込み、
あっさりめに仕上げているらしい。縮れた麺はさがみ屋に特注。
以上、連日8軒の報告でした。次の日は、小樽へ。
[Back to Page]
[Back to INDEX]