投稿者 Y.Takahashi 2000 年 3 月 16 日 17:25:57
先日、新聞を読んでいると多摩版の一角にこんなベタ記事が。
町田駅前の再開発事業で、立ち退きに応じていなかった「都南デパート」の借家人6人が
移転に同意した。2002年春には、東急百貨店グループの専門店街「109」などが
入居するビル(地上8階、地下2階)や道路になり、駅前の風景はさらに一変する。
「都南デパート」と言えばアド街でも紹介されていました闇市の面影を残す
「町田で一番ふるいデパート」(!?)ですが、
何と言っても西山製麺使用、幻のラーメン屋さん「一龍」があるところです。
いよいよ来るべきものが来たか!と思い、早速行って話を聞いてきました。
12時過ぎに行くと、例のごとく行列が。
しかし程なく入ることが出来て塩チャーシューを注文。
タイミングを見計らって聞くことに。
新聞見ましたよ。移転先は決まったのですか?
「いいえ、まだなんですよ。でもこのお店の営業は28日までなんです」
ええっ、もうすぐじゃないですか。
「はい、スミマセンね。これからかわりのお店を探そうと思っています」
いつものように淡々とラーメンを作るご主人。
冗談ぽく「屋台でも引こうかな?と思っているんです」とも。
町田大丸閉店、メディアバレー閉店とちょっぴり寂しい話題が続く町田駅周辺で
またあの見慣れた風景がなくなってしまう、
さすがに少し残念な気がします。
さらに新聞記事の後半を引用します。
町田市原町田6丁目にある都南デパートは1954年、旧町田町役場跡地にオープン。
「町田中央商業協同組合」が運営し、48人が借家人などとして店を構えた。
98年から「原町田6丁目地区市街地再開発組合」と移転交渉を続けたが、
借家人6人と移転先や保証金などの条件が折り合わなかった。
今回の同意により5月末までに立ち退きを終えることにしている。
一龍の素早い再開を願って、
移転先が決まり次第、この場をお借りして報告したいと思っています。
それでは。